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  ダウンタウンのフォーマルダイニング「パティーナ」
 
ロサンゼルスのダウンタウンはここ数年、再開発が進んでいる。その一端として、2003年にウォルト・ディズニー・コンサートホールが完成し、周辺にはコンサート客を狙った高級レストランがいくつもオープンした。その中で、コンサートホールの建物内という絶好のロケーションに立地するレストランが、カリフォルニア料理店の「パティーナ」(Patina)だ。

    パティーナは1989年の創業以来、メルローズ通りの人気店として地元の美食家たちに親しまれてきた。しかし、コンサートホールの完成とともにダウンタウンに移転、イタリア出身のテーオ・ショーネッガー氏を料理長として迎え、再スタートを切った。

ディナーは85ドルから120ドルのコースが中心とフォーマル。内容は旬によって変わる。アラカルトは前菜が15〜22ドル、メインが40ドル前後で、ほかにキャビアやチーズのメニューもある。もともとイタリア料理のシェフであるショーネッガー氏は、イタリアをベースにしながら各国の素材や味付けをカリフォルニア流にアレンジした料理をパティーナで手がけている。

味付けは全体的に、アメリカ人に物足りないのではないかと思うくらいあっさりとしている。日本人の口にはちょうどいい。ショーネッガー氏は魚料理を得意としていて、マグロやハマチ、アマエビといった刺身用の魚も多様している。
(写真は、アラスカ産ヒラメ(左)とキハダマグロのタルタル風)
   

同店の目玉の1つが、1000種類を超える豊富なセレクションのワインだ。カリフォルニアを中心に、ヨーロッパ、オーストラリア、南米などのワインを幅広く揃えており、ソムリエがコースおよびアラカルトに合わせて、料理とのペアリングを行ってくれる。ロサンゼルスで、これほど多種のワインを揃えているレストランは限られているため、ワインを目当てにくる客も多いという。

  店内はテーブル100席、個室40席、シェフの特別室10席とかなり広い。中庭でダウンタウンの高層ビル群を見上げながら、食事を楽しむこともできる。ビジネス街だけに、昼も夜もきちっとスーツを着た人が多く、コンサートに行くために、イブニングドレスに身を包んだ女性の姿もある。どうしてもカジュアルになりがちな南カリフォルニアのダイニングシーンで、こういったエレガントなレストランは貴重な存在だ。
パティオ(中庭)も心地が良い  

  経営母体である「パティーナ・グループ」は、カリフォルニアとラスベガスに30店舗以上のレストランやカフェを展開するグループ。ロサンゼルス地域ではほかにも、「カフェ・ピノー」や「ピノー・プロヴァンス」といった人気店や、コンサートホール内にあるカフェも経営している。同グループはロサンゼルスで最も成功しているレストラン・グループの1つで、パティーナはその旗艦店としての役割を果たしている。
 
      料理長のショーネッガー氏

値の張るディナーに比べ、ランチは比較的お得。人気の「ビジネスランチ・メニュー」は2種類のコースで25ドル、「シェフのマーケット・メニュー」は4種類のコースで49ドルとなっている。カリフォルニア料理の真髄を試してみたい人は、是非訪れてみて欲しい。

メニュー例

Poached Amaebi Tails, Root Vegetable Tartar, Miso Emulsion and Fine Herb Salad $17
ポーチした甘えびの尾、根菜のタルタル風、味噌ソース、ハーブサラダ

Mediterranean Loup de Mer "Minestrone Genovese" Glazed Farmer's Market Beans, Basil, Pesto and Panchetta  $38
地中海のシーフードスープ 「ジュネーブ・ミネストローネ」
朝市の豆類、バジル、ペスト、パンチェッタ

Ocean Menu  $85
オーシャンメニュー(シーフードの5種類のコース)






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最終更新日:2006年5月10日



 
データ

Patina
141 S. Grand Ave.,
Los Angeles, CA 90012
電話:213-972-3331



ホームページ

営業時間
ランチ 月〜金
11:30 a.m.〜1:30 p.m.
ディナー
5:00 p.m.〜9:30 p.m.
(コンサートの開催日は
11:00 p.m.まで)



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